眼科往診の必要性
高齢者の眼の病気は加齢とともに有病率が高くなり、視力低下や失明など視力に関する問題は“高齢者の生活の質”(QOL)の著しい低下につながります。
01. 自覚できる病気
- 逆さまつげ、異物混入、角膜にキズ
⇒ 痛がる - メヤニ、充血、アレルギー
⇒ 気になる、かゆがる - 眼底出血、網膜剥離、飛蚊症
⇒ 急に見えづらくなる、虫が飛んでるように見える - 白内障
⇒ かすむ、見えづらい(80歳以上ではほぼ全員が発症)
02. 周りが見て分かる病気(他覚)
- 結膜炎(充血、メヤニ)、結膜下出血、目の腫れ
⇒ 周囲が気づく
03. 自覚も他覚もない病気
- 緑内障
⇒ 視神経が障害され、視野が狭くなったり、部分的に見えなくなる 眼圧低下で進行遅らせる - 糖尿病網膜症
⇒ 自覚症状がない、周囲も気がつかない
*緑内障は失明原因の第1位であり、40歳以上の日本人の20人に1人の有病率で失明等危険性の高い病気です
しかし早めに病気を発見できれば治療ができ失明を防ぐ事ができます。
《特徴》・・・当医院は“在宅医療に特化する眼科クリニック”として開設いたしました。外来応需の体制を
有しつつも、往診・訪問診療に力を注ぎその活動に専念するクリニックです。
眼科領域で往診・訪問診療へ取組むクリニックは非常に希で『在宅医療専門のクリニック』とも言えます。
《指針》・・・当医院の訪問活動体制はここをクリックしてください。
“眼科往診”で近隣通院の負担が無くなり、眼科医による診断の適正処方環境が整います!
往診目標・・・加齢者の“目のケア”とQOL向上を目指します。
検査の流れ
【屈折検査】
・眼屈折を測定 ・角膜前面の曲率 ・半径の測定
【眼圧検査】
・非接触眼圧計 ・目のかたさを測ります
眼圧が高いと緑内障の危険があります
【簡易視力検査・調節検査】
・視力を測定します 白内障や眼底に疾患があると視力が出ません
【視野検査】
・片眼ずつ一点の見えている範囲を測定します
緑内障では視野の範囲が狭くなります
【眼底カメラ】
・目の奥(眼底)を写真に撮ることで眼底の様子が見れます
白内障では白く濁ってみえます
【診察】
・眼の表面や奥(眼底)を見ます
目のキズや眼底に疾患がわかります
【眼底検査】
・目の奥(眼底)を見ます
眼底出血や白内障又は視神経緑内障の疑いがわかります