NPOとの連携

当院では、眼科在宅専門のNPOと連携し、往診体制を整え、患者様の目の健康を守るサポートを行っております。

なぜ眼科往診が必要なのか？

高齢化社会と在宅医療の重要性

厚生労働省の推計によると、2025年には在宅医療を受ける方が100万人を超え、2040年には約120万人に達するとされています。その中で、75歳以上の高齢者が在宅医療の大半を占め、眼科医療の必要性もますます高まっています。

眼疾患の早期発見・治療が大切

高齢者に多い眼疾患は、放置すると視力低下や失明のリスクが伴います。視力が低下すると生活の質（QOL）が著しく低下し、介護負担も増大するため、早期治療が不可欠です。

しかし、

• 通院の負担が大きい
• 家族の同行が必要
• 診療を後回しにしてしまう

といった理由から、適切な診療が受けられないことが課題となっています。
眼科往診はこうした課題を解決し、患者様とご家族の負担を軽減する役割を果たします。

眼科往診のメリット

• 通院の負担軽減
  医師が施設やご自宅に訪問するため、移動の負担がなくなります。
• ご家族の負担軽減
  通院のための付き添いやスケジュール調整が不要になります。
• 早期発見・適切な治療
  定期的な診察により、眼疾患の進行を防ぎ、適切な治療を受けることができます。
• 高齢者施設での診療が可能
  通院が難しい施設入居者も、施設内で診療を受けることができます。

NPO設立

◇The Quality of the aging Vision ≒　老齢者の視力の質

～超高齢社会での加齢視機能（QOV= Quality of Vision）を守り、維持する医療の実現～

超高齢社会に於ける「NPO在宅眼科普及の会」役割と活動内訳

特定非営利活動法人 日本在宅眼科普及の会